2001年2月(さよなら「白鳥」)
 
前書き

3月のダイヤ改悪の「時刻表」が発売されるので、買いに行く。このダイヤ改悪の個人的な目玉は、何と言っても、大阪−青森間1040.0キロを12時間以上かけて走る昼行ではダントツに最長距離を走る特急「白鳥」の廃止であった。この「白鳥」には、私は北海道旅行などで何度かお世話になっていてとりわけ思い入れの強い列車であった。もはや北海道連絡特急でもなんでもなくなっている現状であるが、鉄道に乗っていることが何よりも楽しい私にとって、12時間も連続で、しかも昼間に走り続けてくれる「白鳥」は、楽しくてしょうがないものであった。
それが廃止になるというのはかなり前から分かっていたことだが、「白鳥」が走る最後の週末に、「白鳥」に起点から終点まで乗り通してみよう、と思い立ったのだった。
無論、片道12時間もかかるものだから、青森、あるいは北海道では時間がほとんど取れないこと必至。つまり単純に行って帰るだけに限りなく近い旅となるのだ。それに数万円を注ぎ込むことになる。常人なら考えられず、私にとってもかなり思いきったことであるが、どんどんモチベーションが高まって行った。

当初せっかく「白鳥」に乗るのだから、やっぱり北海道に渡らなければ意味が無い!という思いがあって、北海道まで行く案を立案したが、往復とも「白鳥」に乗りたいの思いが強くなり、青森まで行って折り返してくることにした。

   
1日目(2/24)明石→青森
 

7:00 起床。「白鳥」は10:12発で30分くらい前に大阪に着いていれば充分だからかなりの早起きをしてしまう。しかしもう寝られない。ということで、万全を期すために一本早く出ることを目指す。  
8:49 西明石発。12両編成の長浜行きに乗る。土曜であるが新快速はやはり混んでて座れない。
 
9:05 神戸で座れる。
 
9:29 大阪着。列車名「白鳥」と行き先の「青森」というLED表示を見て、思わずパチリ。同じことをする親子連れもいた。

「白鳥」発車まであと43分。まだ一本前の北陸線特急がいるから、まさか「白鳥」に並ぶ人はいないだろうとたかをくくっていたところ……。
前に「スーパー雷鳥」が止っているにもかかわらず、自由席乗車口には長い行列…。しかも「鉄」っぽい客が多い。やば。やっぱし皆考えることは同じなのか…。一本早く来ててよかった。
しかし列の人数は30人強。それにどう見ても100%「非鉄」の人もいる。ということで、窓側をゲットできなくてもいつかは何とかなりそうではある。とりあえず荷物を置いて順番を確保。
前方には人だかり。今止っているのは「スーパー雷鳥」なのになんでや、と思ったら、今回のダイヤ改悪で、この「スーパー雷鳥」も無くなるのであった。
 
9:42 「スーパー雷鳥」が発車。「スーパー雷鳥」もほぼ満員であった。Cyber Stationで調べたところ北陸線の土曜日朝は軒並み満員であった。もっと増やせっちゅうねん。
いよいよ次は「白鳥」だ。さっきの「スーパー雷鳥」がかなり前から入線したことから、もうすぐに来てくれるのか、と思っていたが、入線時刻は10時05分頃、とのアナウンスが流れる。寒いから早く中に入れてくれ、という心境。
 
10:05 待ちに待って「白鳥」が入線。鉄ちゃんが一斉に色めき立つ。「撮影される方は黄色い線より下がって下さい」としきりにアナウンスされるが、皆少しでもいいポジションを確保するために必死。
私の並んだのは一番前の車両のために一つしか出口がない。こうなるとかなりの確率で窓側ゲットできそう。しかし次々と皆席に収まっていくがなかなか乗れずイライラ。気を揉んだが、無事に右側の窓側をゲット。席番号は「D」だった。帰りの指定券は「A」だったからちょうど逆サイドを取れたことになる。

0.0
3.8
4.5
7.6
10.0
11.7
14.6
18.3
21.2
28.7
32.7
36.4
40.3
42.8
48.3
53.7
56.8
59.4
62.8
66.0
68.1
70.8
73.2
75.6
78.3
80.5
82.8
89.2
93.3
96.6
101.5
106.3
109.5
116.6
122.4
130.2
136.9
153.5
156.1
159.7
163.2
167.7
172.0
177.2
180.4
185.1
188.3
190.9
196.8
199.1
202.8
208.6
212.4
215.5
221.2
225.3
228.5
233.4
239.2
242.0
245.0
248.0
249.8
253.8
258.2
261.5
263.9
267.6
270.2
273.1
279.2
285.5
292.3
299.5
303.0
308.3
312.0
315.7
322.3
327.1
333.7
338.6
344.1
347.6
352.1
358.9
362.9
367.1
371.0
376.2
380.9
385.6
394.2
399.5
406.1
410.4
413.9
419.0
426.5
430.7
434.9
438.3
444.9
447.6
452.0
454.3
456.1
458.9
462.5
468.4
472.3
474.5
477.5
481.2
484.2
487.1
489.7
493.0
495.7
500.7
505.4
508.2
512.3
514.9
517.9
520.4
524.8
529.3
533.4
536.0
539.5
541.1
544.9
548.7
552.8
556.0
559.7
562.8
566.0
567.5
569.8
574.7
577.1
581.2
 

大阪
新大阪
東淀川
吹田
岸辺
千里丘
茨木
摂津富田
高槻
山崎
長岡京
向日町
西大路
京都
山科
西大津
唐崎
比叡山坂本
雄琴
堅田
小野
和邇
蓬莱
志賀
比良
近江舞子
北小松
近江高島
安曇川
新旭
近江今津
近江中庄
マキノ
永原
近江塩津
新疋田
敦賀
南今庄
今庄
湯尾
南条
王子保
武生
鯖江
北鯖江
大土呂
越前花堂
福井
森田
春江
丸岡
芦原温泉
細呂木
牛ノ谷
大聖寺
加賀温泉
動橋
粟津
小松
明峰
寺井
小舞子
美川
加賀笠間
松任
野々市
西金沢
金沢
東金沢
森本
津幡
倶利伽羅
石動
福岡
西高岡
高岡
越中大門
小杉
呉羽
富山
東富山
水橋
滑川
東滑川
魚津
黒部
生地
西入善
入善

越中宮崎
市振
親不知
青海
糸魚川
梶屋敷
浦本
能生
筒石
名立
有間川
谷浜
直江津
黒井
犀潟
土底浜
潟町
上下浜
柿崎
米山
笠島
青海川
鯨波
柏崎
茨目
安田
北条
越後広田
長鳥
塚山
越後岩塚
来迎寺
前川
宮内
長岡
北長岡
押切
見附
帯織
東光寺
三条
東三条
保内
加茂
羽生田
田上
矢代田
古津
新津
さつき野
荻川
亀田
越後石山
新潟 着
 

10:12 10:16











10:39






















11:30





11:53




12:05



12:17



12:28


12:38








12:55







13:22



13:34




13:50









14:22







14:46










15:11










15:36






15:53






16:11




16:22

おおさか
しんおおさか
ひがしよどがわ
すいた
きしべ
せんりおか
いばらき
せっつとんだ
たかつき
やまざき
ながおかきょう
むこうまち
にしおおじ
きょうと
やましな
にしおおつ
からさき
ひえいざんさかもと
おごと
かたた
おの
わに
ほうらい
しが
ひら
おうみまいこ
きたこまつ
おうみたかしま
あどがわ
しんあさひ
おうみいまづ
おうみなかしょう
まきの
ながはら
おうみしおつ
しんひきだ
つるが
みなみいまじょう
いまじょう
ゆのお
なんじょう
おうしお
たけふ
さばえ
きたさばえ
おおどろ
えちぜんはなんどう
ふくい
もりた
はるえ
まるおか
あわらおんせん
ほそろぎ
うしのや
だいしょうじ
かがおんせん
いぶりはし
あわづ
こまつ
めいほう
てらい
こまいこ
みかわ
かがかさま
まっとう
ののいち
にしかなざわ
かなざわ
ひがしかなざわ
もりもと
つばた
くりから
いするぎ
ふくおか
にしたかおか
たかおか
えっちゅうだいもん
こすぎ
くれは
とやま
ひがしとやま
みずはし
なめりかわ
ひがしなめりかわ
うおづ
くろべ
いくじ
にしにゅうぜん
にゅうぜん
とまり
えっちゅうみやざき
いちぶり
おやしらず
おうみ
いといがわ
かじやしき
うらもと
のう
つついし
なだち
ありまがわ
たにはま
なおえつ
くろい
さいがた
どそこはま
かたまち
じょうげはま
かきざき
よねやま
かさしま
おうみがわ
くじらなみ
かしわざき
いばらめ
やすだ
きたじょう
えちごひろた
ながとり
つかやま
えちごいわつか
らいこうじ
まえかわ
みやうち
ながおか
きたながおか
おしきり
みつけ
おびおり
とうこうじ
さんじょう
ひがしさんじょう
ほない
かも
はにゅうだ
たがみ
やしろだ
ふるつ
にいつ
さつきの
おぎかわ
かめだ
えちごいしやま
にいがた
 

10:12 大阪発。鉄道唱歌のチャイムが流れると、それを口ずさむ「鉄」が後ろに!!
今日はいつもよりも2両増結した11両編成で運転している。3号車と4号車の間に「増3」「増4」号車が挟まっている。これもやはり、あと一週間で廃止になるからしているのだろうか。
 
11:16 新大阪着。私のすぐ側の通路にまで客が来た。ずらっと通路に客が並んでいる。乗車率130%以上!!立っている客の多くは非鉄の一般客。温泉・カニを求めて北陸へ行こうとしているのか。この先、少なくとも福井までこんな状態と思われる。すごい苦痛が予想される。もっとも個人的には「新大阪から乗って座れるなんて、読みが甘いっちゅうねん」という気持ちもあるにはあったのだが…。
10:39 京都着。さらに乗り込む。そのために発車が遅れる。と、その時、隣のホームに停車していた湖西線近江舞子行きが先に発車してしまう。これは本来「白鳥」の一分後に走るのだが。もちろん複々線だからなせる業である。
「白鳥」は普通を追いかけるようにして走り、山科に着く前にははるかにぶっちぎっていて何の問題も無かった。
 
11:00ごろ 通路までいっぱいながら何とかして車販が来て、「かにめし」を買う。私の後ろの客と、隣の客も同様に購入。後ろの客、ビール、つまみなどを派手に買う。他の客も同じように派手に買っている者もいた。彼らがすぐに降りそうな気配は全くない。もしかして「同類」??
ここのところの暖冬傾向の気候にもかかわらず、マキノ辺りまで来ると、少し雪が見られ始める。
各駅では、当「白鳥」を撮ろうとする鉄ちゃんが多く見られる。彼らの多くは、クルマで撮影ポイントまで向ってクルマで帰ってしまうから、鉄道会社の売り上げには全く貢献していない。もっとも金がかからんから、数の上では圧倒的に「撮り鉄」派が多数を占めているのだが、「乗り鉄」派から見れば、非常に虫のいい奴等だと思わずにはいられない。
11:21 DC→AC60Hzの「Dead Section」を通過する。今日はこれを3回通過することになる。
11:30 敦賀着。ちょろっとはは降りるが、案の定、ほとんどの客は微動だにせず。北陸トンネルを抜けると相変らず真っ白となる。立っている客も思わず声を上げて感動。
 
12:05 なぜか武生なんぞに停車してから、福井に到着。依然として立ち客はそのままの位置。後ろの方はどうなったか気になるが、あまりよく分からん。まさか金沢までこのままってことは…。週末の客だから温泉地で降りるのか。
 
12:28 加賀温泉着。ここで客が一気に降りて、私のすぐ横にいたおばさんグループも下車する。「2時間も立ったねー。よくがんばったねー」と言って去って行った。確かに。。「のぞみ」なら東京から京都まで来れてしまうくらいの時間を立ち尽くしていたことになる。ご苦労な骨茶。
 
12:55 金沢着。ここで一気にガラガラになるかと思いきや、あまり減らず、依然として乗車率は90%強。
3年前のほぼ同時期(2月最後の土曜日)にやはりこの「白鳥」に高岡から乗ったが、その時はかなり余裕で席をゲットできたのに対して今日は全くそんな感じではなかった。
こないだ乗ったばかりのところなので新鮮味はないとは言え、全然止まらないのでまた違う雰囲気でひたすら景色を眺め続けていた。
 
13:34 富山着。3月から全ての大阪発昼特急がここで折り返す駅を過ぎても降りる客はあまりいない。直通需要がこれだけある、ってことを物語っているのか?廃止直前フィーバーで皆乗り通し客なだけか。後者の可能性の方が高いが。
糸魚川あたりで、白鳥廃止記念の駅弁の注文を聞きに来た。多くの人が頼んでいたが、ただの幕の内、というのを聞いて私はパスした。
 
14:27 糸魚川−梶屋敷間で再びACからDCに戻る。

14:33 能生−筒石間で、「白鳥」と「白鳥」とのすれ違い。
 
14:46 直江津着。大阪から4時間34分。ここでJR−Eに切り替わる。
15:08 思い出の「青海川」を通過。現在座っているのは山側だから満足に海は眺められない。帰りは海側だからじっくり眺めよおっと。
 
15:11 柏崎着。ここから先長岡までは、かなりの山間部だなあと改めて思う。そしてここには3〜40cmの雪がしっかり積もっている。こんなところにも「撮り鉄」は多数いた。
 
15:36 長岡着。通常新潟−長岡間は上越新幹線と並行していて、ほぼ半額の新幹線往復割引きっぷもあることから客は少ないはずなのだが、ここで再び立ち客が出てしまう。
 
16:22 新潟着。乗客の大半が本来ここで入れ替わるはずなのだが、私のいるあたりでは案の定明らかな乗り通し客(青森まで行ってしまうだろう客)が多い。ということで、ガラガラにはならない。座席をひっくり返す。乗る客は多かったが、何とか全員席には収まっていたようだ。
7分停車時間があるので、外に出て撮影。ここでもやはり、大撮影大会が繰り広げられていた。。。
 
581.2
586.2
588.2
590.8
592.7
596.2
599.2
602.2
605.5
608.5
612.8
617.8
621.6
627.2
630.5
634.1
637.7
641.9
649.0
653.9
660.8
665.1
670.0
675.3
678.4
683.5
687.9
692.3
698.2
702.6
705.7
711.4
715.9
721.9
728.5
733.6
737.2
739.9
742.9
746.2
749.4
755.8
758.4
761.6
768.6
772.2
777.3
781.0
785.9
791.7
797.2
805.6
811.4
818.5
823.2
826.2
833.8
840.9
844.2
848.2
851.5
854.2
861.3
863.8
867.2
874.4
877.7
879.1
883.0
888.5
893.9
900.6
904.9
910.9
915.8
921.0
927.7
935.0
940.4
943.6
949.0
953.2
958.4
964.9
972.0
977.8
982.7
987.5
990.8
996.2
1002.6
1005.3
1008.9
1012.1
1017.6
1022.7
1028.9
1034.3
1036.1
1040.0

新潟 発
東新潟
大形
新崎
早通
豊栄
黒山
佐々木
西新発田
新発田
加治
金塚
中条
平木田
坂町
平林
岩船町
村上
間島
越後早川
桑川
今川
越後寒川
勝木
府屋
鼠ケ関
小岩川
あつみ温泉
五十川
小波渡
三瀬
羽前水沢
羽前大山
鶴岡
藤島
西袋
余目
北余目
砂越
東酒田
酒田
本楯
南鳥海
遊佐
吹浦
女鹿
小砂川
上浜
象潟
金浦
仁賀保
西目
羽後本荘
羽後岩谷
折渡
羽後亀田
道川
下浜
桂根
新屋
羽後牛島
秋田
土崎
上飯島
追分
大久保
羽後飯塚
井川さくら
八郎潟
鯉川
鹿渡
森岳
北金岡
東能代
鶴形
富根
二ツ井
前山
鷹ノ巣
糠沢
早口
下川沿
大館
白沢
陣場
津軽湯ノ沢
碇ケ関
長峰
大鰐温泉
石川
弘前
撫牛子
川部
北常盤
浪岡
大釈迦
鶴ケ坂
津軽新城
新青森
青森

16:29








16:48


16:58

17:05


17:13









18:00





18:26






18:46







19:21

19:30

19:42








20:22











21:20




21:42



21:56







22:28








22:59

にいがた
ひがしにいがた
おおがた
にいざき
はやどおり
とよさか
くろやま
ささき
にししばた
しばた
かじ
かなつか
なかじょう
ひらきだ
さかまち
ひらばやし
いわふねまち
むらかみ
まじま
えちごはやかわ
くわがわ
いまがわ
えちごかんがわ
かつぎ
ふや
ねずがせき
こいわがわ
あつみおんせん
いらがわ
こばと
さんぜ
うぜんみずさわ
うぜんおおやま
つるおか
ふじしま
にしぶくろ
あまるめ
きたあまるめ
さごし
ひがしさかた
さかた
もとたて
みなみちょうかい
ゆざ
ふくら
めが
こさがわ
かみはま
きさかた
このうら
にかほ
にしめ
うごほんじょう
うごいわや
おりわたり
うごかめだ
みちかわ
しもはま
かつらね
あらや
うごうしじま
あきた
つちざき
かみいいじま
おいわけ
おおくぼ
うごいいづか
いかわさくら
はちろうがた
こいかわ
かど
もりたけ
きたかなおか
ひがしのしろ
つるがた
とみね
ふたつい
まえやま
たかのす
ぬかざわ
はやぐち
しもかわぞい
おおだて
しらさわ
じんば
つがるゆのさわ
いかりがせき
ながみね
おおわにおんせん
いしかわ
ひろさき
ないじょうし
かわべ
きたときわ
なみおか
だいしゃか
つるがさか
つがるしんじょう
しんあおもり
あおもり

16:29 新潟発。だいぶ薄暗くなってきた。発車後少し寝込んでしまう。
17:13 着の村上辺りでお目覚め。新潟から乗務していた車販がここでようやく私の前に来る。私がかったのは「まさかいくらなんでも」弁当。「ま」(鱒)、「さ」(鮭)、「か」(カニ)、「いくら」(イクラ)と、「なんでも」入ってるよ、という意味の弁当である。「まさかいくらなんでも」、そんなネーミングは……。
羽越本線の、海が見える区間に入るがやはりここで完全に暗くなってしまってどうしようもなくなる。
 
18:26 鶴岡で隣が消えて、ここに来てようやく快適な乗車率になってきた。
真っ暗になって外を見る興味は無くなったが、今回久々に「最長片道切符の旅」を持って来ている。既にボロボロで、表紙が完全に剥離してしまっているほど読み込んでいるものだが、久々に開くと楽しい。それにしても、「他に興味のあることはないんかい」言われても仕方のない有り様。
 
19:30 仁賀保着。何でこんなところに特急が…、というところである。この駅ではホームが短いためいちばん端の車両は扉が開かない。普段の9両編成なら何とかなるのだろうが。
 
20:22 秋田着。秋田新幹線とバッチリ接続していることもあって多少乗車率は上がるものの、独占状態は揺るがず。
ここから東能代まで55分もかかる。京都−敦賀間で51分だから、これほど長時間ノンストップ駅間はここだけである。秋田−東能代間は56.7キロしかない。特急とは思えない鈍足。どこかで運転停車があるものと思われる。
 
20:41 大清水(信)で停車。
 
20:44 上りの「あけぼの」が通過してった。
 
21:20 東能代着。車内アナウンスで接続列車の案内をする。「五能線、能代行き23:07発」。とこともなげに伝える。たった一駅しか走らない列車を1時間47分も待つ奴なんておんのかえ。歩いていった方が早い。「白鳥」下車客のために、21:30頃に一本列車を走らせるべきである。
 
私の後ろに座っていた客、「北海道時刻表」なぞを閲覧している。「北海道連絡特急」としての最後の役割を「白鳥」は果たしているようだ。

22:28   弘前着。青森まであと一駅。こんな夜遅くまでこんなところに列車を走らす必要があるのか、というくらい寂しい感じがしてしまう。
 
22:59 青森着。最後のアナウンスで「大阪からご乗車のお客様、1040キロ、12時間47分の長旅、大変お疲れ様でした」という言葉をもらう。普段なら考えられないアナウンスだが、これは最期の「白鳥」に乗り通した客のためのサービスと思われる。

同じホームの向かい側には、札幌行き急行「はまなす」が止まっている。非常に旅情が高まってくるが、今回はこれに乗車するわけには行かない。乗り継ぎ客はいるにはいたが、指定、自由共に十分に空席があった。 さすがに青森は寒い!雪もしんしんと降り続いていた。エスカレーターができた跨線橋を上がって改札へ。通路がやたらと長い。降り口に「受験生の健闘を祈る!」と大書きした看板が。これのために、この日青森の宿を取るのに苦労し、計画断念か、と思えるほどの状況だったのだ。
切符を手元に残すべく、改札係に「切符を手元に残したいんですけど」と頼むと、他の客の流れが消えるまで待たされて、「無効」印を押してパンチ穴を開けてくれた。そして、北海道を目前にしながらここで引き返さなければならないことに強い無念の思いのする中、青森駅を後にする。
泊まるべきホテルは、本当に青森駅の目と鼻の先にあって難なくたどり着く。早速チェックイン。明日の朝も早いが、疲れたので風呂に入る。
 
24:00 モーニングコールを5:30にセットして、就寝。

 

「続・鉄道のペエジ」に戻る

2日目(2/25)青森→明石
 

 5:30   モーニングコールどおりに起床。チェックアウトの際、大きな三脚を持った「同類」発見?!外はまだまだ暗い。  
 5:50   出発。まずは改札口上にあるLED表示をパチリ。

「白鳥」の周りにはすでに人だかり。「はまなす」がここに到着する5:18からすでに入線しているので、撮影時間はたっぷりあるのだ。自由席車両に、昨日ずっと「一緒」だった「イカ鉄」発見!!同じことを考える奴はやはりいた。
とりあえず腹ごしらえを。サンドイッチなどでもいいが、やっぱりそば、と思う。かなり混んで行列していたが、私もそばを食う。温かいからかなり幸せな気分になる。
今度は指定に乗る。豪華な車両を期待したものの、昨日の自由席と何ら変わりがない。あれは、JR−Eの車両だった時代の話のようだ。
私の車両のいちばん前のところに、大阪弁の夫婦発見。おそらく乗り通すものと思われた。他にも、いかにもそれっぽい客が見られた。
 

0.0
3.9
5.7
11.1
17.3
22.4
27.9
31.1
34.7
37.4
43.8
49.2
52.5
57.3
62.2
68.0
75.1
81.6
86.8
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96.4
99.6
105.0
112.3
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129.1
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162.3
165.6
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176.2
178.7
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188.5
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195.8
199.1
206.2
213.8
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300.1
302.8
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318.1
324.1
328.6
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347.7
352.1
356.5
361.6
364.7
370.0
374.9
379.2
386.1
391.0
398.1
402.3
405.9
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412.8
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422.2
427.2
431.5
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447.3
449.2
451.8
453.8
458.8

青森
新青森
津軽新城
鶴ケ坂
大釈迦
浪岡
北常盤
川部
撫牛子
弘前
石川
大鰐温泉
長峰
碇ケ関
津軽湯ノ沢
陣場
白沢
大館
下川沿
早口
糠沢
鷹ノ巣
前山
二ツ井
富根
鶴形
東能代
北金岡
森岳
鹿渡
鯉川
八郎潟
井川さくら
羽後飯塚
大久保
追分
上飯島
土崎
秋田
羽後牛島
新屋
桂根
下浜
道川
羽後亀田
折渡
羽後岩谷
羽後本荘
西目
仁賀保
金浦
象潟
上浜
小砂川
女鹿
吹浦
遊佐
南鳥海
本楯
酒田
東酒田
砂越
北余目
余目
西袋
藤島
鶴岡
羽前大山
羽前水沢
三瀬
小波渡
五十川
あつみ温泉
小岩川
鼠ケ関
府屋
勝木
越後寒川
今川
桑川
越後早川
間島
村上
岩船町
平林
坂町
平木田
中条
金塚
加治
新発田
西新発田
佐々木
黒山
豊栄
早通
新崎
大形
東新潟
新潟
 

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11:45


11:55








12:17

あおもり
しんあおもり
つがるしんじょう
つるがさか
だいしゃか
なみおか
きたときわ
かわべ
ないじょうし
ひろさき
いしかわ
おおわにおんせん
ながみね
いかりがせき
つがるゆのさわ
じんば
しらさわ
おおだて
しもかわぞい
はやぐち
ぬかざわ
たかのす
まえやま
ふたつい
とみね
つるがた
ひがしのしろ
きたかなおか
もりたけ
かど
こいかわ
はちろうがた
いかわさくら
うごいいづか
おおくぼ
おいわけ
かみいいじま
つちざき
あきた
うごうしじま
あらや
かつらね
しもはま
みちかわ
うごかめだ
おりわたり
うごいわや
うごほんじょう
にしめ
にかほ
このうら
きさかた
かみはま
こさがわ
めが
ふくら
ゆざ
みなみちょうかい
もとたて
さかた
ひがしさかた
さごし
きたあまるめ
あまるめ
にしぶくろ
ふじしま
つるおか
うぜんおおやま
うぜんみずさわ
さんぜ
こばと
いらがわ
あつみおんせん
こいわがわ
ねずがせき
ふや
かつぎ
えちごかんがわ
いまがわ
くわがわ
えちごはやかわ
まじま
むらかみ
いわふねまち
ひらばやし
さかまち
ひらきだ
なかじょう
かなつか
かじ
しばた
にししばた
ささき
くろやま
とよさか
はやどおり
にいざき
おおがた
ひがしにいがた
にいがた
 

6:11 青森発。乗車率は20%くらい。快適快適。しかしそれでも「本日、指定券は全て発売済みとなっております。自由席からの変更は致しかねますのでご了承くださいますよう宜しくお願い致します」とのアナウンス。なんでや?北陸線辺りに来ると混んでいるのだろうか。
前半は、行きは全く景色の見えなかった区間。ここから弘前まで、ひたすら平野ばかりを走るものと思われていたが、途中で山岳地と変貌してしまい改めて驚く。
 
6:41 弘前着。ここから大鰐まで、弘南鉄道が時々顔を見せる。インフラはボロボロで、耐用年数が来た段階で廃止になりかねないほどである。
ここから大館までの間、天候が頗る悪くなり「White Out」寸前となる。せっかく景色見にこんなとこまで来てるのに、このままではわやである。  

秋田県に入ってきて、今までの天気が嘘のように晴れてくる。容赦なく陽光が差し込むがもちろんお構い無しで食い入るように雪景色を眺める。
 
7:52 東能代に来ると再び曇り出す。天気の変化がめまぐるしい。
一応ちゃんとしたところで寝ているから、いつもの「はまなす」→「白鳥」乗り継ぎパターンとは違って眠くはなかったのだがここに来ておねむ。
 
8:43 秋田に到着。ここでかなり乗ってくるがまだまだ乗車率は低くい。は50%を切っている。
秋田から車販が乗り込むらしいが、なかなか来ないので自ら販売員のところまで赴く。車販の側はやはり混雑していた。弁当は「おばこ弁当」とした。
各停車駅でもほとんど乗り込みがない。どうせガラガラなのだからばか正直に自分の席にいる理由はない、ということで、海の見える右側に軽く移ってみたりもした。この辺りでは再び晴れてきた。
 
10:10 「いなほ」の半数が折り返す酒田着。しかしここでもさほど乗らず。おそらく金沢辺りまでこんな調子で行くものと思われる。指定はかなり空いていてナイスな選択だと思う。
ここから心なしか本気で走るようになる。酒田が「ヤル気あり」「ヤル気なし」の境目なのだろう。
 
10:49 あつみ温泉で意外と乗ってくる。そして三度晴れ。各停車駅毎くらいに天気が変わる。積雪の方は鶴岡辺りでほとんど無くなってしまう。
 
11:28 間島−村上間の「Dead Section」を通過してびAC50HzからDCになる。
 
11:38 坂町からまた曇り。
 
11:55 新発田着。この先で、これまた昨日、大阪からずっと「一緒」だった、「ロン毛」の兄ちゃんが通路を行き過ぎる。
 
12:17 新潟着。ここでかなり下車。17分も停車する。昼行特急での最長停車時間であるが、どうせもう廃止なのだから、もはやこんなこと書くのも空しい……。
一番ホームに停車する。当然ここで昼食調達と行きたいところであるが、そばにしようかとぼーっと見ているうちに客で埋まり、駅弁の方もぼーっと見ているうちに売り切れてしまった。
時間はまだたっぷりあるので、跨線橋を上がって新幹線乗り場の方へ。こちらは「白鳥フィーバー」とは無縁だったために比較的落ち着いていた。新津の「雪だるま弁当」をゲット。昼食調達のためには、このくらいの停車時間があったほうがありがたかったかもしれないと思った。
 
458.8
462.9
465.3
470.2
472.5
474.0
477.2
480.3
484.0
487.2
491.3
495.1
498.9
500.5
504.0
506.6
510.7
515.2
519.6
522.1
525.1
527.7
531.8
534.6
539.3
544.3
547.0
550.3
552.9
555.8
558.8
562.5
565.5
567.7
571.6
577.5
581.1
583.9
585.7
588.0
592.4
595.1
601.7
605.1
609.3
613.5
621.0
626.1
629.6
633.9
640.5
645.8
654.4
659.1
663.8
669.0
672.9
677.1
681.1
687.9
692.4
695.9
701.4
706.3
712.9
717.7
724.3
728.0
731.7
737.0
740.5
747.7
754.5
760.8
766.9
769.8
772.4
776.1
778.5
781.8
786.2
790.2
792.0
795.0
798.0
800.8
806.6
811.5
814.7
818.8
824.5
827.6
831.4
837.2
840.9
843.2
849.1
851.7
854.9
859.6
862.8
868.0
872.3
876.8
880.3
883.9
886.5
903.1
909.8
917.6
923.4
930.5
933.7
938.5
943.4
946.7
950.8
957.2
959.5
961.7
964.4
966.8
969.2
971.9
974.0
977.2
980.6
983.2
986.3
991.7
997.2
999.7
1003.6
1007.3
1011.3
1018.8
1021.7
1025.4
1028.3
1030.0
1032.4
1035.5
1036.2
1040.0

新潟発
越後石山
亀田
荻川
さつき野
新津
古津
矢代田
田上
羽生田
加茂
保内
東三条
三条
東光寺
帯織
見附
押切
北長岡
長岡
宮内
前川
来迎寺
越後岩塚
塚山
長鳥
越後広田
北条
安田
茨目
柏崎
鯨波
青海川
笠島
米山
柿崎
上下浜
潟町
土底浜
犀潟
黒井
直江津
谷浜
有間川
名立
筒石
能生
浦本
梶屋敷
糸魚川
青海
親不知
市振
越中宮崎

入善
西入善
生地
黒部
魚津
東滑川
滑川
水橋
東富山
富山
呉羽
小杉
越中大門
高岡
西高岡
福岡
石動
倶利伽羅
津幡
森本
東金沢
金沢
西金沢
野々市
松任
加賀笠間
美川
小舞子
寺井
明峰
小松
粟津
動橋
加賀温泉
大聖寺
牛ノ谷
細呂木
芦原温泉
丸岡
春江
森田
福井
越前花堂
大土呂
北鯖江
鯖江
武生
王子保
南条
湯尾
今庄
南今庄
敦賀
新疋田
近江塩津
永原
マキノ
近江中庄
近江今津
新旭
安曇川
近江高島
北小松
近江舞子
比良
志賀
蓬莱
和邇
小野
堅田
雄琴
比叡山坂本
唐崎
西大津
山科
京都
西大路
向日町
長岡京
山崎
高槻
摂津富田
茨木
千里丘
岸辺
吹田
東淀川
新大阪
大阪

12:34




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19:02
19:06

にいがた
えちごいしやま
かめだ
おぎかわ
さつきの
にいつ
ふるつ
やしろだ
たがみ
はにゅうだ
かも
ほない
ひがしさんじょう
さんじょう
とうこうじ
おびおり
みつけ
おしきり
きたながおか
ながおか
みやうち
まえかわ
らいこうじ
えちごいわつか
つかやま
ながとり
えちごひろた
きたじょう
やすだ
いばらめ
かしわざき
くじらなみ
おうみがわ
かさしま
よねやま
かきざき
じょうげはま
かたまち
どそこはま
さいがた
くろい
なおえつ
たにはま
ありまがわ
なだち
つついし
のう
うらもと
かじやしき
いといがわ
おうみ
おやしらず
いちぶり
えっちゅうみやざき
とまり
にゅうぜん
にしにゅうぜん
いくじ
くろべ
うおづ
ひがしなめりかわ
なめりかわ
みずはし
ひがしとやま
とやま
くれは
こすぎ
えっちゅうだいもん
たかおか
にしたかおか
ふくおか
いするぎ
くりから
つばた
もりもと
ひがしかなざわ
かなざわ
にしかなざわ
ののいち
まっとう
かがかさま
みかわ
こまいこ
てらい
めいほう
こまつ
あわづ
いぶりはし
かがおんせん
だいしょうじ
うしのや
ほそろぎ
あわらおんせん
まるおか
はるえ
もりた
ふくい
えちぜんはなんどう
おおどろ
きたさばえ
さばえ
たけふ
おうしお
なんじょう
ゆのお
いまじょう
みなみいまじょう
つるが
しんひきだ
おうみしおつ
ながはら
まきの
おうみなかしょう
おうみいまづ
しんあさひ
あどがわ
おうみたかしま
きたこまつ
おうみまいこ
ひら
しが
ほうらい
わに
おの
かたた
おごと
ひえいざんさかもと
からさき
にしおおつ
やましな
きょうと
にしおおじ
むこうまち
ながおかきょう
やまざき
たかつき
せっつとんだ
いばらき
せんりおか
きしべ
すいた
ひがしよどがわ
しんおおさか
おおさか

12:34 新潟発。だいぶガラガラとなって快適。しかし相変らず「指定席は売り切れ」のアナウンス。矛盾を感じる。新潟からは複線電化区間で、人が変わったように速度を上げて楽しくなる。というか、羽越・奥羽本線を走る「白鳥」は、遅すぎ!!
 
13:22 中間点(北長岡の先0.4キロ地点)を通過。ここまでの所要時間は7時間11分、ここからの所要時間は5時間44分である。
13:57 長岡−柏崎の「山岳豪雪地帯」を抜け、海に出て、思い出の「青海川」を通過。思わずパチリ。

このあたり、行きは山側だったが今回は海側&右側の特等席で楽しい。青海川で降りたときには既に薄暗かった区間も、余裕で景色が眺められる。日本海の荒れ具合などを楽しむ。
車販から「早くも」、今日の夕食、富山の「ますのすし」を買う。やっぱりこれしかない?!とは言え、「白鳥」内で食べようか、持って帰って食べようか、問題。今はガラガラだが、「白鳥」が大阪に着く頃は混んでて弁当どころではなさそうだ。
 
14:34 浦本−能生間で下り「白鳥」とすれ違う。撮影しようと思ってカメラを構えるが、トンネル内で全く写らないと思って止めた。
 
14:38 DC→AC50Hzに変わる。
 
15:33 富山着。後方の自由席を狙っている客多数。しかしこっちは少ない。
 
15:46 高岡着。やはり客乗ってこない。ここで、3両編成になった「サンダーバード」と相見える。向こうの乗車率は、前2両の指定はガラガラ、後ろの自由席は混んではいたが空席十分。「白鳥」が廃止になった理由の一つが、このように場所によって乗客数が大きく異なることがある。日本海縦貫線を走る特急で、金沢始発の「北越」、新潟始発の「いなほ」は6両、秋田始発の「かもしか」がたったの3両となっている。
ダイヤ改悪後も「白鳥」のスジに別の特急(「北越」「いなほ」)が走るが、当然編成は9両→6両に間引かれる。さらに「サンダーバード」さえも金沢で切り離されて6あるいは3両で走ることになるのだ。その有り様を見て、何でわざわざそんなことを…、と思ったものだ。確かに金沢以北の乗客は少ないが、このために富山まで行きたい客が不当に5分くらい待たされるのはどうかと思う。
 
16:11 金沢着。非鉄一般客が乗って来てだいぶ乗車率が上がってきた。。激しく雪が降っているが、すぐに止んだ。
 
16:33 小松でついに独占状態崩れる。そして芦原温泉まで来て漸く「満員」になった。車内アナウンスでもしきりに「混み合って恐れ入ります」と伝える。おそらく自由席はかなりひどいことになっているものと思われる。
 
17:41 敦賀着。自由席の客を指定席である5号車の通路まで誘うアナウンスが。もはや乗れるかどうかが怪しいくらいの乗車率になっているのだろう。しかし当「増4」号車は平穏無事。やっぱりちゃんと指定は取っとけ、っということだ。
 
17:57 最後の「Dead-Section」を通過。
 
18:06 近江今津着。「日本海縦貫線の花形特急」を湖西線くんだりの駅に停車させる「改悪」を行ったのは昨年のダイヤ改悪だった。案の定乗降はほとんど無く、単なる「時間稼ぎ」のためだけの停車である。
湖西線に入ったところで真っ暗となる。しかし高速で高規格路線を走る様を楽しむことができる。やっぱり「湖西線サイコー」といったところか?
   
18:38 京都着。思っていたよりも沢山降りて、落ち着いた乗車率となる。隣にいた客も別の席にシフト。弁当食おうと思えば食える環境となったが、大阪、明石までもうすぐだから止めとく。
 
19:02 新大阪着。ここで降りて新快速に乗り継げば簡単に座れるがもちろん乗り通す。
 
19:06 「鉄道唱歌」のチャイムが流れ、大阪到着のアナウンスとなる。ここでは、「3月2日に廃止となります。長年のご愛顧に感謝いたします」といったアナウンスが流れた。さすがに「青森から…」はなかったが、12時間55分を締めくくるのに十分なアナウンスを聞くことができた。
最後にけじめとして、「白鳥」の写真を撮る。ここには非鉄一般客も結構撮影に来ていた。

 

19:15 大阪発。新快速は案の定混んでて座れない。  

19:53 西明石着。ばかばかしい「無駄遣い」かとも思えたがそれなりに充実した内容の旅であった。

 

 

 


  後書き

金の使い方は人によって異なる。これは当然である。ある人があることに大金を注ぎ込むのを見て、他の人は「もったいないことをするなあ」と思うことはよくあることである。しかし、大半の他の人が「もったいないことをするなあ」と思うようなことに関しては、する本人にとっても「もったいないかもしれない」と思ってしまうもの。今回の単純往復はまさにそんな感じのことであった。ということで、やってみて空しさを感じた、という気持ちになってしまったものであるが、「白鳥」乗車中の24時間は間違いなく「楽しんで」いたことも事実である。だから、人がどう思うかではなく、自分がそれをすることにどれだけ価値を見出せるかだけの問題であることを感じる。ということで、これが私にとっては「有効な」金の使い方であった、と結論づけたいと思う。  
 

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