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2002年2月(高見山)

2002.2.16(土)

 

前書き

 毎度お馴染み(?)の、Hの突然のお誘い。今回も前日晩9時だった。行き先は、「雪山」。奈良県と三重県の県境にある標高1248米の高見山というところだそうだ。私は全く雪山装備など持っていないので不安だったが、Hが軽アイゼンを2組持っているということで決行となった。

 

6:20  家を出る。名古屋までJRで出て、近鉄特急に乗る。全席指定だが発車直前でも余裕で席が取れた。現に車内はガラガラ。。
車窓からは、鈴鹿の山々が見える。かなり下の方でもしっかりと積雪があった。
9:00
 中川、名張で乗り換えて、近鉄榛原駅に到着。「それらしき」人多数。てっきり誰もいないと思っていたので意外。こんなに一杯人がいて、バスで捌ききれるのか?
9:10  西からの電車でHが到着。早速バスに乗り込む。このバスは、雪山登山客向けの臨時バスで、客数に合わせてバスの本数が決められるとのこと。ということで何とか座れた。
9:40  高見登山口に到着。メチャ人多い。トイレに並ぶ行列多数。特に女性トイレは、何十分後に順番が回ってくるのか、というくらいの列。我々はとっとと出発。しかしいきなり道を間違えた。今回は私は何の準備もして来てない(得意の「地図」も当然ない!)ので、Hまかせなのだが・・・。
 道路には雪はなかったが、山道に入るとすっかり積雪。早速アイゼンの出番となる。付けたことが無いので付けるのに難儀する。
 「軽」ながら、アイゼンを付けると、さすがに雪道でもすべりが少なく快適となる。しかし爪先に刃がないので、真上から足を地面に着けないと効果が出ないため、万全とは言えないことも分かる。

10:30  30分ほど行くと、開けたところに出る。天気が良く、山頂がハッキリと見える。上の方の積雪はそれほどでもないようだ。
 

10:50

 小峠というところに到着。ここは、伊勢街道との合流点にあたる。伊勢街道の方はここから下って伊勢の方へ抜ける道だが、高見山へは当然登り。ここからの先の道は今までの道よりかなり険しくなる。積雪も増えて、完全に真っ白の地面となっていく。軽アイゼンではちと厳しくなる。今回は大したことないところだということで「杖」は持ってこなかったが、足の負担を軽減する目的としてではなく、滑り止めの目的として欲しくなる。
 しかし雪の中を歩いていくのは楽しい。これは正に「XCスキー」をスキーを履かずにやっているのと同じである。いままでわざわざ北海道「くんだり」(と、敢えて言わせていただく)まで出向いてそれをやっていたが、そこまで行かなくてもそれに限りなく近い体験ができることが分かるいい機会となった。


小峠にて


小峠より上の様子

11:40

 もうすぐ頂上。というところで、H期待の「樹氷」がちょっとだけ姿を現す。Hは前の週にも「大阪府最高峰」に登ってきて、その時は樹氷がばっちり見えたとのことだったが、今日は余りに天気が良すぎて、ほとんどが融けてしまっていたのだった。 

12:00

 高見山山頂に到着。しかし、「そしたら、人がいっぱいで座れないんです」状態。立派な避難小屋もあるが当然人で埋め尽くされていてどうしようもない。ここで昼食、と行きたいところだが、落ち着く場所が全く見当たらない。又頂上は風が強いため、じっとしていると頗る寒い。風が避けられるサイドは全く人の入る隙間が無く、風がもろに当る「North Face」しか空いていない。仕方なしにそこに座って昼食休憩。いままで脱いでいた「The North Face」の上着を着ても寒い。「北面」の強風にも耐えられる、という意味があるのとちゃうんかえ!?
 しかし天気が良いので景色は最高。標高はそれほど高くはないが、周りに高い山がないので360度見渡せた。

12:20  あまり落ち着けない場所なので休憩もそこそこに下山。かといってこのまま降りたのでは早く着きすぎるので、せっかくのこの雪景色を楽しむ(休憩)ため、ちょっと降りたところの、ちょっと人が少な目(それでも結構多い)の場所でしばらくマターリと過ごす。
 30分ほどそこで滞在して、本格的に下山。XCスキーでも下りで苦労したように、下りとなると流石に危険。軽アイゼンでは太刀打ちできん!?何度か転ばずにはいられなかった。
 下山コースは途中から分岐して、降りる先は別のところとなる。降りた先にも臨時バスが出迎えてくれるらしい。正に、雪山登山のためだけに運行しているバスといってよい。
14:30  平野の登山口に到着。そして、恒例の温泉。ここにもお誂え向きの、田舎に潤沢に配分されている地方交付税交付金によって建てられた(?)立派な温泉施設、「たかすみの湯」がある。そこへ入って疲れをとる。
15:50 我々をお出迎えするかのように、バスがやって来て、発車。乗客は全員登山客だった。
16:30 榛原駅に到着。腹減ったのと打ち上げの意味も込めて軽く一杯やる。
17:23 榛原発。鶴橋経由で大阪へ。Hとは大阪で別れる。
19:30 実家の方に帰宅。  

 

後書き

いつもながらの突然の誘いを受け、雪山登山を敢行した。ちょっと体調など悪く気が進まないところもあったが、日頃のストレス解消の良い機会となって良かった。又、「北海道でのXC体験が、こんな近くでもできる」、といった、雪山の魅力も改めて知る機会となった。今後雪山も徐々に楽しんでいけたらと思う。

 

 
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