2002年9月(木曽駒ケ岳)
2002.9.21(土)
前書き
この山は、昨年Oと下から登りきった山であるが、頂上付近では全く展望が利かずどうしようもなかった。ロープウエイで手軽にいけることから、いつか天気のよい日に行きたいとおもっていた。それで今回の実現となったが、直線距離では近いが、回りくどいルートをたどらねばならないためアプローチに時間がかかってしまった。
6:00 列車に乗る。前日遊んでしまいほぼ徹夜の状態で臨むことになってしまう。 7:33 中津川着。飯田まで「いいなかライナー」に乗る。昨年から大幅減便されて不便になった。30分待たされる。 8:58 飯田着。飯田線に乗り換え。さらに30分待たされる。駒ヶ根まで30キロちょっとの道のりで、1時間半もかかってしまう。 10:35
駒ヶ根着。しらび平行きのバスにさらに25分待たされる。菅の台でクルマの客を大量に拾い、幅ぎりぎりの道を登っていく。 11:45 しらび平のロープウエイ乗り場に着く。すでに数十人が並んでいたが、待ち時間無しで乗れるようだった。 12:00
ロープウエイが発車。標高1662bから2618米まで、標高差950bを一気に上がってしまう。最高速度は7.5m/s。余りの登高速度の速さに、耳がつんと鳴るらしい。。流石だ。 12:08 時間がかかったけど、予定通り千畳敷に着く。 早速宝剣岳方面を行く。当たり前のことだが、すぐ側にある宝剣岳はきっちりと見えている。前回はこの「当たり前」さえも実現してくれなかった、故の今回のリベンジ行となったのだった。はるか南アルプスの先には、「最高峰」が顔を覗かせたりして感動。快晴ではないものの望んでいた景色が見れることで、来てよかったと感じる。
調子のほうは、「徹夜明け」がやっぱり効いて、頭がフラーっとしてしまうことがしばし。高山なれしてないせいもあるが、やばすぎ。
まだ今から登ろうとする客もいるが、やっぱり降りてくる人が主体。もっと早く着きたかった。飯田線、高速バスの非協力ぶりにはどうすることもできないのだが…。
千畳敷カール
南アルプス越しに見た富士山12:36 乗越浄土に到着。ここでゆっくり休憩と行きたいが、止まると寒い。ここについても、このあたりはこういう風になっていたのか、ということがよく分かる。駒ケ岳方面がやっと見える。しかしどうも曇ってるよう…。宝剣岳も手に届くところにあることも。ここからはしばらく平らなので歩く速さは速くなるが楽、という展開。宝剣山荘を通過し、中岳への上りに差し掛かる。この中岳があるため、まだ駒ケ岳の山頂は見えないと言うもので、ほぼ駒ケ岳の標高に近いだけ上がってまた降りねばならぬので無駄が多い。ということで巻道もあるが、所要時間は余り変わらず巻き道は危険ということなので、素直にこの山に登る道を選択。また上りに入ると息が上がるペースでがんがん行かざるを得ない。中岳までは程なくたどり着く。ここでやっと駒ケ岳が見える。地面の上に置いてあるようにして建っている頂上山荘も見える。これも当たり前のことなのだが、これが見えなかったとは……。
そして頂上山荘付近に着いて、最後の上りを前に少し休憩。しかし熱量友達を食しただけでまた3分くらいで慌ただしく(?)出発。別にそんなに急いでいる訳ではないが。。一人だとこの位が標準なのか??
中岳から見た木曽駒ヶ岳、頂上山荘13:16 木曽駒ヶ岳山頂に到着。しかし、眺望は……。あまりない。。特に木曽側が全然見えない。これは昨年と全く同じパターン。せっかくここまで来たのに。そして、それまで見えていた宝剣岳方面も見えなくなってしまう。。。
晴れてくれーと祈る気持ちで頂上にしばらく滞在する。昨年より風が弱いため滞在することもある程度は可能。もちろん寒いが。。
木曽駒ケ岳山頂
上松Aコース方面。昨年よりは見えるが・・・・・・
13:44 30分粘ったが、天候の回復する見込みが薄いので、下山。宝剣岳を目指す。今度は登るのがだるいので巻道へ行く。巻道はほとんど人が来ず快適。確かに「危険」ではあるが、むしろ「おもしろい」と言えるくらいのレベルで、大したことはなかった。
宝剣山荘に戻ってくる。宝剣岳へはかなり急であることがよく分かり、それと同時にすぐに着きそうだ、ということも分かる。とにかく、昨年は何も分からんかったのだ。だいぶ険しいとこ慣れしてきたので、それほど恐怖感もなく登って行くが、睡眠不足でちょっと油断すると危険なので慎重に行く。
宝剣岳への上り14:30 宝剣岳山頂に到着。全く見えなかった昨年とは違い、今日は景色が見える。千畳敷が真下に見える。さらに南の方は空木岳まで、とは行かないけど山々が見えてきれい。駒ケ岳の方も、昨年登ったルート(木曽前岳〜玉ノ窪小屋〜山頂)あたりがよく見えた。しばらくここにいて景色を眺め続けることにした。
宝剣岳山頂より千畳敷を見下ろす
極楽平、空木岳方面15:00 十分に景色を堪能できたので、そろそろ下山する。当然、極楽平方面を行く。下まではっきり見えていてかなりスリリングな場所であるが、多くの登山客を受け入れるため、補助具があちこちに設置されていてわりと簡単。とはいえ険しさ的には北穂→涸沢岳に匹敵する。さすがだ。こんなところ、ロープウエイで連れてこられた人間に開放すべきところではない?というわけで無事切り抜け、極楽平へと到着。あとは千畳敷に向かって下るだけ。
こういう上りもある。15:50 無事に千畳敷に戻ってくる。一目散にロープウエイ乗り場へ並ぶ!次のロープウエイは16:00だが、並んでる人多数。乗れるか微妙。 ロープウエイの改札が始まる。客が次々とロープウエイに吸い込まれていく。さあ、60人の中に入れるのか……。ぎりぎりセーフ出、乗り込めた。 16:00 ロープウエイが発車。慌しい山行だったが、目的を達成できて満足であった。しらび平からすぐに接続するバスに乗り込む。案の定、気分が悪くなる。 16:54 駒ヶ根駅の一つ手前のバス停に到着。降りてそそくさとBTへ向かう。名古屋行きバスは空席ありだった。これで楽に名古屋までは行ける。しかし相変らず、新島々にいたときほどではないが、気分が悪い。薄暗い待合室のレザー椅子の上に寝転がったりして体調を整える。 17:25 名古屋行きのバスが発車。さっき来た道を忠実に戻り、高速道路に入る。高速に入ると快適走行。途中恵那峡SAに停車し、休憩も入る。
名神に入ると交通量が多くなる。そしてすぐに南に向かう名古屋高速に入る。ほぼ一直線で渋滞もしないのでかなりスムーズに名古屋市内へと入ってきた。今まで山林の中をひた走ってきたものから見ればまばゆいばかりの都会に感動さえ覚える。20:01 名鉄BTに到着。睡眠不足でなおかつ歩いた疲労もあってかなりしんどいが、ここまで一気に楽に来れた効果は大きかった。すぐにJRのホームを目指す。 21:05 帰着。往復に11時間かけ、現地に4時間しかいない慌ただしい山行だったが、楽しかった。